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『エコ』ヤブキ事例 〜ヤブキタカユキ COLUMN〜

自分はバイクを乗っている際、信号待ちでは必ずアイドリングをストップする。自分なりのエコなのである。
だが、ただ単純にエコではなく、そこまでのストーリーがあるのだ。
前々回、このコラムでエコについての考えを書いた。
繰り返しになるが、自分の持論として、エコがもっと広がるには、エコが得をする行為でないと駄目だと思っている。もっと云えば、より精神的なものでないと駄目だと思う。でも、どう云う事なのか? 具体的に実際自分が行っている事を例に挙げて説明しよう。
そもそもアイドリングをストップするのは、エンジンをいたわっていることになる。
エンジンは人間で云うところの心臓みたいな物で回れば回る程すこしずつ寿命に近づいている。激しく使えば使う程確実に消耗する。バイクを愛する人間としては、出来るだけそのバイクと長い時間を共にしたい。即ち、長い間乗りたいと思うのである。だから少しの間でもエンジンを止めて休ませている。そうする事によって燃費も良くなるし、長い距離を乗れる事になる。
たとえそのバイクを手放す事になっても、次のオーナーにも少しは長い距離を乗ってもらえる事が出来る。少なくとも良い状態で引き渡す事が出来る。要するにそのバイクの寿命が長くなると云う事だ。
お金だけで考えるならば、燃費が上がる。と云う事は、より少ないガソリンで長い距離を走れ、お金を節約する事が出来る。
だが、お金の事だけを考えたらエコは広がらない。お金を沢山持っている人には興味のない話になるわけだから。
もっと云うと、『エコしない事は贅沢な事』みたいに変な価値感が出来てしまいそうだ。庶民の憧れになってもしょうがない。
だから、ストーリーがないと駄目だ。精神的にも得をする行為でないと駄目だと思うのです。わかって頂けただろうか。
自分の場合、
・アイドリングストップ

・燃費が向上する

・排気ガスを抑える

・バイクの寿命を延ばす

・長い距離を乗れる

・鉄クズを増やさない

・CO2を出さない

・地球にやさしい

大げさかもしれない。だが、ストーリーがあるかないかで、ちょっとした事も大きく変わって行くと思うのです。

『エコキャンペーン中』って事ぐらいくだらない事はない。キャンペーン終了したらエコをやめます、ではダメだ!

人それぞれのストーリーが『エコ文化』を加速させると信じてやまない。

最後に、

オレンジ色のタンクのバイク
おれんちに帰っている途中に
オレンジ色の夕日がまぶしすぎたぜ


愛してます!

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